駒沢公園に行ったこと

こないだ駒沢公園に行ったんだけど、すごくいっぱい陸上部っぽい高校生達がいるのね。

で、まあ噂には聞いてたことではあるけどさ。あの、女マネってマッサージとかするのね。ビックリした。ビックリしたっていうか羨ましかったよね、端的に言えば。

マッサージされてる男もさ、なんか女マネと談笑してんのよ。バカじゃねえの、って。おしゃべりする暇があったら、自分の目を潰せ、耳を削げ、と。視覚聴覚を殺すことで触覚を高めようと、何故しない？　痛いからか。そっか。

いや何て言うか、体育会系男子がガハハ親父になる理由がわかったね。そんな若い時分から女の子にマッサージされることに慣れてたら、そういう思考回路になるよ。

「俺は女子からマッサージをされるべき立場にある」って勘違いしてしまうよね。これはもうはっきり、勘違いです。

いや本当、これを言ったら世界中のランナー達が僕の家、目がけて一斉に走ってくると思うんだけど。聖火という名の種火を片手に、家を燃やしに来るかもしれないけど。

足速いから何だよ？

っつー話。そんなこと言ったら俺だって高校時代めちゃくちゃ風来のシレンやってたっつーの！俺だってマッサージされてしかるべきじゃね！？っつー話。

でも俺はそんなこと言わなかったね。口が裂けても言わなかった。黙々とシレンやってた。「これは『保存の壺』だ！」とか言ってた。偉いよね。立派！実に立派だよ！

それが何だキミたちは！「女マネちゅわ～ん、ボクチン足疲れちったち～ん。マッサージしてち～ん」って。バカ！バーカ！それでも日本男児かよ！バーカ！

そんでね、よく見るとそのマッサージされてる低脳男子部員の足のつま先がさぁ。女マネの股間部分に当たってるんだよねええええ。てめえ！どういう了見だ！！

「女マネちゅわ～ん、ボクチン足疲れちってるから、つま先を股間に当てていいち～ん？」ってか？「女性器って暖かいち～ん」ってか？バ－カ！お前ほどバカな奴見たことないよ！恥とかねえのかよ！死ね！

はっきり言うよ。もうはっきり言うけど。速く走ることよりシレンのほうが難しいからね。

だからさ。そのつま先女性器は俺の、なんだ。本来は俺のやつなんだ。

貸してる、みたいなとこちょっとあるからね。あえて体育会系に貸してるみたいなとこあるから。返せーーーー！返せよーーーー！！

もう結構な利子付いてるからな！シレンを女マネに操作させて、その女マネを俺が女性器を弄ることによって操作する。みたいなとこまで来てっからな。「女性器を隔てた二人羽織」まで来てっからね。

「えい、えい！Aボタンだ！攻撃攻撃！」

『あ、そんな。ダメ…』

「何がダメなんだ？あと一撃で倒せるだろグレートチキンを！」

『ダメ。こっちも一発食らったら倒れちゃう～。せっかく23Fまで来たのにぃ』

「ええい！構うか！攻撃ぃ！！」

『ひぎぃ！そんなAボタン強く押さないでーーーーー！！』

「よっしゃあ！倒したぞ！」

『（いよぉー）　チャチャチャ　チャチャチャ　チャチャチャッチャぁ…』

「えいえい！Aボタン！Aボタン！」

『ちょっとぉ！もう敵はいないのにぃ～！』

「えいえい！」

『ダメぇ～！！空振りしちゃう～～～～～～～～～！！』（ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ）

「へへ、ほら。罠発見だ。落とし穴があったやろ？ってアララ…こっちの女の子も落ちちゃった！」

みたいなね。


あの、もうわかりきってると思うけど、最近、あえぎ声っていうのが面白くてたまらないんです。
はは、楽しー！


あと、駒沢公園の売店の前に座ってたら子供が「あ、お菓子屋さんだ～！！いっぱい食べて虫歯になってやる～！！」って言いながら近づいて来たから「よせー！」って思った。

～日記終わり～