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ブルーレイとかハイビジョンテレビとかさ、最近すごい画質のものがガンガン出てきてるけど。もうやめてほしい。頼むから勘弁してくれ。
これは「これ以上画質良くなったって一緒だよ」とか「いつ買い替えればいいのかわかんねーじゃねえか」という意味ではない。
「これ以上画質を良くすることは悪だ」と言っているのだ。これ以上の画質の向上は腐敗に繋がる。
誰しも見たくないものってあると思う。頭では理解してるけど、いざ見るとショックを受けるもの。
両親のセックスとか、初恋のあの子が別の男と恋愛してるとこなど、たくさんあると思うけど。
僕は、AV女優の汚い肌も見たくないんだ。頭では理解してるよ、全身ツルツルの美肌なんて一握りしかいないことを。
ハイビジョン化がもたらすもの、それは肌の綺麗なAV女優とそれ以外のAV女優との格差である。
今までは顔が可愛く、スタイルも抜群ならば一流であったはずだ。しかし、ハイビジョン化により「肌」という重要なファクターが加わるのだ。
別に画質が悪ければ、気にしない。というより気付かないが、なまじ高画質になった分、そういうところに目が行ってしまう。これは最早、映像の暴力だ。
さらにタチが悪いのは肌が汚いというのは確実にマイナス要素になることである。
よっぽど美肌でない限り、肌が綺麗ということがそのままプラス要素になるわけじゃない。マイナスでないから相対的にプラスになるに過ぎないのだ。
AV女優がかけられるふるいが一つ増えただけだ。
これからの時代は、顔とスタイルが良いのはもちろん肌も綺麗でないと一流のAV女優には成り得ない。
そしてそれだけの人材が一体何人いるだろうか?
これらの高給取り女優を使えるのは超大手制作会社だけであろう。つまり、AV女優間の格差が拡大すると制作会社の格差も拡大するのだ。
金のない弱小制作会社は、超大手の圧倒的資本の前に為すすべなく潰されるだろう。いくら企画を練ったところで肌がガッサガサの女優ばかりじゃ食指は動かない。
そして、超大手製作会社は高給取り女優を使って冒険なんてしない。置きにいくだけで売れるなら彼らは間違いなく置きにくる。
お決まりのAVしか見れなくなった我々の未来は暗い。エロの持つ市場価値を舐めてはいけない。エロパワーを舐めてはいけない。
オカズ欲しさにAVから別のメディアにエロを求めるようになるだろう。そういう意味では他の業界はチャンスかもしれない。
ハイビジョン化によって、AV戦国時代は終焉を迎える。
これからは大手が既得権益を守っていくだけの自治体制に入る。そしてそれは近い将来の業界全体の衰退を意味する。ゲーム業界と同様の道筋での。
AV戦国時代は終わったが、今度はエロ戦国時代が始まるだろう。
かつてのAVの独占的オカズシェアを夢見て、様々な業界が刃を交える。
最後に立っているのは、ビデオでも漫画でもゲームでも小説でもない技術の進歩とともに生まれた、全く新しい挑戦的な媒体かもしれない。
そして歴史は繰り返す。